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桜が開花するこれからの季節はお城も華やかに写し出される。
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関東・東北地方でもっとも早く築城され、五層白亜の天守閣を誇る美しい城として知られる会津若松城(別名:鶴ケ城)は戦国時代に領主葦名氏が伊達政宗の政略をうけ一度目の落城。また幕末維新にあっては新政府軍の前に会津武士の抵抗も力尽き二度目の落城という悲運を強いられている。城の歴史をひも解くと、かつて蒲生氏の時代には秀吉の大阪城に習い七層の天守の色はなんと黒かった。現在の五層白亜の姿になったのは江戸初期、領主加藤明成が地震で傾いた天守を大改修してから。しかし、当時の瓦の色は現在の黒色ではなく赤色(赤瓦)だった。これは若松の厳冬の寒さにより従来の黒い燻瓦に亀裂ができたことから施釉された赤瓦が試作され、幕末に至るまでほとんど葺き替えられた。現在は鶴ケ城の名の通り、黒と白のコントラストのある優雅な美しさを誇るがこれに落ち着くまでにさまざまな歴史の物語を刻んでいたのだ。さて、南走長屋と千飯櫓の復元作業完了(2001年)に続き、3月27日には天守閣内部が38年ぶりのリニューアルオープンを迎える。若松城関係の貴重な資料の展示、文化財の公開、映像シアターなどで誰もが会津の歴史を学び、遊び、体験できるお城ミュージアムとして話題を呼ぶことだろう。これからは『さくら名所100選』にも選定された城内のソメイヨシノが咲き誇り、いっそうあでやかな雰囲気に包まれる。
※お問い合せ:0242-27-4005(財団法人会津若松市観光公社)
●鶴ケ城さくら祭り(4月第3土・日曜日/会津若松城)
●白虎隊慰霊祭(4月24日/飯盛山)
など鶴ケ城を中心に繰り広げられる春の行事にもご注目ください。
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